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エクイニクス、79億円を投資し東京での11拠点目のIBXデータセンターをハザードフリーな有明地区に開設

インターコネクション提供によりクラウドと金融サービス需要に対応

May 10, 2018

インターコネクションおよびデータセンターサービスをグローバルに展開するエクイニクス (Nasdaq:EQIX、日本法人代表取締役 兼 北アジア統轄:古田 敬、以下 エクイニクス) は本日、東京に新しいInternational Business Exchange™ (IBX®) データセンター(以下、IBXデータセンター)であるTY11を開設することを発表しました。

ハザードフリー(災害リスクが低い)地区に位置するTY11は、東京首都圏において拡大するインターコネクション(相互接続)とデータセンターサービスの需要に対応します。エクイニクスはTY11を通して、クラウドおよび通信事業者、金融サービス事業者やコンテンツ/デジタルメディア事業者をはじめとするお客様へ、ミッションクリティカルな運用基盤を提供します。エクイニクスはTY11に対して第1フェーズで79億円の投資を行います。サービス開始は2019年第1四半期を予定しています。

エクイニクスは、2017年8月に発表した Global Interconnection Index で、アジア太平洋地域において2018年にはクラウド・ITサービス事業者が最大のインターコネクション・ユーザーになると予測しています。同時に、銀行・保険業が2020年までにインターコネクション帯域消費の13%を占め、3番目に大きなインターコネクション・ユーザーとなると予測しています。ハザードフリーな有明地区に開設されるTY11は、拡大するインターコネクション需要に加えて、災害時においてもサービス継続性を担保し、ミッションクリティカルな運用基盤の需要に対応します。

発表の主なポイント

  • 東京におけるエクイニクス最大のIBXデータセンターとなるTY11は、第1フェーズにおいて1,000ラックの提供を予定しています。第2フェーズと最終フェーズの拡張完了により、合計2,800ラックを提供する予定です。
  • TY11の利用により、お客様は他のIBXデータセンターを利用している事業者を含む多様な国内外の通信事業者との接続が可能となります。また、Equinix Cloud Exchange Fabric™ (ECX Fabric™)を介して、Amazon Web Services、Google Cloud、Microsoft Azure に代表される主要クラウドサービスへのアクセスが可能となります。
  • TY11は2020年東京オリンピックの主要会場に近い有明地区に位置します。有明地区は東京都江東区が災害時の地区内残留地区に指定する災害耐性の高いエリアであり、お客様は高レベルのセキュリティと優れた運用サービスのメリットを同時に活かすことができます。
  • TY11は、日本最大の金融取引に関わるエコシステムに近接しており、各種金融サービス事業者のみならず、主要なインターネット・エクスチェンジ(IX)への接続性が大きな強みとなっています。
  • エクイニクスのIBXデータセンターは、BBIX、JPIX、JPNAPなどのインターネット・エクスチェンジ(IX)も含めて、東京における国内・海外のネットワークプロバイダーのハブとなっています。
  • 今回の発表は、2018年4月に発表したECX Fabricの東京・大阪の接続拡張に続くものです。 ECX Fabricを用いて、お客様はエクイニクスのプラットフォーム上にある自社インフラを動的に接続することが可能です。また、他のECX Fabricユーザーやクラウドサービスともオンデマンドで接続が可能であり、変化するビジネスニーズに柔軟かつスケーラブルに対応することができます。
  • TY11は、グローバルプラットフォームを100%クリーンで再生可能なエネルギーで運用するというエクイニクスの目標を反映した、環境を考慮したデザインとなる予定です。
  • TY11の完成により、エクイニクスは東京に11拠点、大阪に1拠点、合計12拠点のIBXデータセンターを運用することになります。日本でエクイニクスのコロケーションサービスを利用する800社を超えるお客様は、エクイニクスのプラットフォーム上で、ビジネスパートナーや顧客と相互に接続することが可能です。
  • 今回のTY11の開設は、エクイニクスがアジア太平洋地域において継続的に行っている投資の最新のものです。本発表に先立ち、2018年4月に発表したオーストラリアMetronodeの買収完了と、自身のオーガニックな拡張により、エクイニクスはオーストラリアで最大のデータセンター事業者となりました。エクイニクスはこれからもアジア太平洋地域を含む全世界のパートナーとお客様のインターコネクションとデジタルエッジ導入を加速していきます。
  • エクイニクスはアジア太平洋地域において合計40拠点のIBXデータセンターを運用し、また全世界では52の主要都市で200拠点のIBXデータセンターを運用しています。

コメント

  • エクイニクス  アジアパシフィック プレジデント  サミュエル・リー(Samuel Lee
    「TY11はアジア太平洋地域におけるエクイニクスの最も新しい拠点拡張であり、どこへでも、誰とでも、あらゆるものを“つなぐ”という、エクイニクスのお客様へのコミットメントを示すものです。エクイニクスにとって日本は重要な市場であり、アジア太平洋地域においてはクラウドおよび金融サービスの主要なハブと位置付けています。」
  • エクイニクス・ジャパン株式会社 代表取締役 古田
    「東京はアジア太平洋地域の主要な金融センターの一つであり、多岐にわたる業種のお客様がマルチクラウドへの接続とリアルタイムのデータ転送を必要とする中、インターコネクションの需要が急速に拡大しています。災害に強いTY11データセンターの開設により、エクイニクスはグローバルに一貫性があり、信頼性の高い、ハイパフォーマンスなインフラストラクチャーを提供し、今日のデジタル経済において変化し続けるITニーズにお客様が対応し、日本市場でビジネス成長を加速することを支援いたします。」

関連資料

エクイニクスについて

Equinix, Inc. (Nasdaq:EQIX) は、世界で最も相互接続密度の高いデータセンターにおいて、世界中のトップ企業をその顧客、従業員、パートナーに接続しています。現在、世界52都市において、企業が新たな機会を創出し、ビジネス、IT、クラウド戦略を加速するための場所を提供しています。Equinix.co.jp/

将来の見通しに関する記述について

本ニュースリリースには、リスクおよび不確実性を伴う将来の見通しに関する記述が含まれております。こうした将来の見通しに関する記述において言及されている予測と実際にもたらされる結果との間には、大幅な相違が生じる場合があります。そのような相違を生じさせる要因としては、IBXセンターの取得、運営および建設上の問題、Equinixのサービスに関する開発、設置、および提供上の問題、既に買収しており、または今後買収する予定の企業との統合に関連して発生する想定外の費用または問題、新たに開設ないし取得したデータセンターにおける顧客からの収益の大幅な欠如、適宜計画される資金調達の未完遂、既存の競合先ないし新規競合先との競争、キャッシュフロー余力の十分性あるいは未払負債ないし新規の負債を返済するための資金調達能力、主要顧客とのビジネスにおける損失あるいは減退、Equinix, Inc.が米国証券取引委員会に適宜提出する資料に記載されているその他のリスクが含まれますが、これらに限定されません。詳細については、Equinix, Inc.が米国証券取引委員会に提出した直近の四半期報告書および年次報告書をご参照ください(ご要望に応じ、Equinix, Inc.より入手可能です)。エクイニクスは、このニュースリリースに含まれる将来の見通しに関する情報を更新するいかなる義務も負いません。

Equinix、IBX、およびPlatform Equinixは、Equinix, Inc.の登録商標です。
Equinix Cloud Exchange FabricおよびInternational Business Exchangeは、Equinix, Inc.の商標です。

本リリースに関するお問合せ
エクイニクス・ジャパン株式会社
コーポレート・コミュニケーション
清水 桃香
Email: Marketing-Jp@ap.equinix.com