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エクイニクス、シンガポール第4 のIBXデータセンター「SG4」を開設

シンガポールのデジタルトランスフォーメーションとスマート国家ビジョンをサポート

Mar 31, 2020

インターコネクション(相互接続)およびデータセンターサービスをグローバルに展開するエクイニクス(Nasdaq:EQIX、日本法人代表取締役キャスリン・アーネル、以下 エクイニクス)は本日、シンガポール国内で4拠点目となるInternational Business Exchange™(IBX®)データセンター(以下 IBXデータセンター)「SG4」の開設を発表しました。7,400万米ドルの初期投資により、SG4は企業のデジタルトランスフォーメーションとインターコネクションの需要増に対応します。同時にSG4は、グローバルビジネスとネットワークのハブであるシンガポールが国家推進しているスマート国家開発戦略をサポートしていきます。

世界の主要データセンター市場の一つであるシンガポールでは、急速なデジタル化とクラウドサービスの需要増加が進んでいます[1]。エクイニクスが毎年実施している市場調査「グローバル・インターコネクション・インデックス(GXI)Vol.3」によれば、シンガポールのインターコネクション帯域(企業間の直接およびプライベートデータ交換の指標)は年間平均成長率(CAGR)47%で拡大し、2022年には2倍になると予想されています。

人工知能(AI)とオートメーションへの注目が高まり、5Gネットワークの段階的な展開が進む今日、企業はセキュアなデータ交換とシームレスなデジタルエクスペリエンスの実現のため、ネットワークインフラストラクチャーを顧客およびパートナーへ近接するエッジに展開することが求められています。SG4 IBXデータセンターは、ネットワーク信頼性、冗長性、そして低遅延のインターコネクションを高いパフォーマンスで提供し、デジタルエコノミー時代における企業のデジタルエッジ戦略を支えます。例えば、SG4の顧客であるタタ・コンサルタンシー・サービス(以下TCS)は、Platform Equinix® (以下 Platform Equinix)を利用してTCSのエンタープライズクラウドプラットフォームをアジア太平洋地域にまで拡張しています。

発表の主なポイント

  • シンガポールの5つのデータセンター集合設置地域の1つであるタイセン工業地域(Tai Seng Industrial Estate)にあるSG4は、Platform Equinixを拡張し、シンガポールとこの市場地域で高まるインターコネクションおよびデータセンターサービスへの需要に対応します。SG4は、第1フェーズで4,220平方メートル(45,400平方フィート)を上回るコロケーションスペースと1,400ラックを提供します。最終フェーズでは総面積12,280平方メートル(132,180平方フィート)、4,000ラック以上を提供する予定です。
     
  • SG4は低遅延のダークファイバーリンクによってシンガポール国内の3つの既存IBXデータセンターと結ばれています。お客様はSG4を利用することで、金融サービス、クラウドサービス、バイオメディカルサイエンス、IT、通信、メディア、物理科学、エンジニアリングなどの695社を超える様々な企業とセキュアに相互接続できます。これには210以上のグローバルネットワークサービスプロバイダー、190以上のクラウドおよびITサービスプロバイダーも含まれます。
     
  • SG4は、エクイニクスのSDNベースのグローバルなオンデマンドインターコネクションサービスであるEquinix Cloud Exchange Fabric™(以下 ECX Fabric)を含む広範なインターコネクションソリューションを提供します。企業は、自社の分散インフラストラクチャーを世界最大のネットワークサービスおよびクラウドプロバイダーを含むPlatform Equinix上の他社の分散インフラストラクチャーへ接続することが可能です。ECX Fabricは、Alibaba、AWS、Google Cloud、Microsoft Azure、Oracleを含む多数のクラウドサービスプロバイダーのサービス提供ポイントへの接続を提供します。
     
  • お客様は、Network Edgeを活用することで、インフラストラクチャーへの初期投資や追加投資を行うことなく仮想ネットワークサービスを利用することができます。Network Edgeは、複数のベンダー(Cisco® Cloud Services Router 1000v、Juniper® vSRX Virtual Firewall、Palo Alto Networks® VM-Series Firewall、Cisco SD-WAN、等)を選択して利用できる仮想ネットワークサービスです。
     
  • TCSとエクイニクスの戦略的パートナーシップの一環として、SG4完成時には、TCSはSG4においてアジア太平洋地域最大規模のTCSエンタープライズ・クラウド向け機器設置を行います。Platform Equinixのインターコネクション(Cross Connect、Metro Connect、ECX Fabric、Equinix Connectなど)を利用することで、TCSはこの市場地域と世界の顧客にプライベートおよびハイブリッドクラウドサービスを提供できるようになります。
     
  • Platform Equinixの現在のサービス提供領域は、26か国、55市場における210以上のIBXデータセンターに広がり、9,700社を超える世界の先進企業にデータセンターおよびインターコネクションサービスを提供しています。アジア太平洋地域では、オーストラリア、中国、香港、インドネシア、日本、シンガポールなどの主要都市に46のIBXデータセンターを展開しています。

コメント

  • TCS ヴァイスプレジデント 兼 クラウドインフラストラクチャー グローバルヘッド サティッシュチャンドラ・ドレスワミー  (Satishchandra Doreswamy) 
  • TCSはフレキシブルなハイブリッドクラウドインフラストラクチャーであるエンタープライズクラウドプラットフォームを用いてお客様のデジタルトランスフォーメーションを支援しています。私たちはエクイニクスとの戦略的パートナーシップによりECPをアジアをはじめとする世界中のお客様に提供することができます。SG4によって私たちのアジアにおけるサービス提供能力はさらに強化されることでしょう」
  • エクイニクス アジア太平洋地域プレジデント ジェレミー・ドイチェ(Jeremy Deutsch

「デジタルトランスフォーメーションの進行が加速する中、アジア太平洋の都市はスマートシティ開発を進めています。エクイニクスはインターコネクションソリューションを通じて人々と企業をデジタルエッジで結び、この発展を支えています。エクイニクスは2019年に素晴らしい成果をあげることができました。また、私たちはサービスを継続的に拡大しています。お客様はインターコネクションを活用し、より広範な地域やパートナーと接続することで、ビジネス革新と成長を加速することができます」

  • エクイニクス南アジア マネージングディレクター イー・メイ・レオン(Yee May Leong

「世界中の企業がデジタルトランスフォーメーションを進める中、インターコネクションの需要は増加しています。シンガポールは、先進的デジタルエコノミーとスマート国家というビジョンの実現に向けて邁進しています。エクイニクスは、企業と国家がデジタルトランスフォーメーションを実現し、グローバルな競争優位性を維持するために必要なサポートを提供できると確信しています」

関連資料

エクイニクスについて

Equinix, Inc.(Nasdaq:EQIX) は世界で最も相互接続性の高いデータセンターであり、世界中の主要な企業や組織とそのお客様、従業員、パートナーとの接続を提供しています。世界5大陸で50を超える都市をつなぐデジタルビジネスのためのグローバルプラットフォームとして、企業や組織があらゆる場所で、あらゆる人やモノとつながり、デジタル化された未来を実現していくことを支援しています。Equinix.co.jp

将来の見通しに関する記述について

本ニュースリリースには、リスクおよび不確実性を伴う将来の見通しに関する記述が含まれております。こうした将来の見通しに関する記述において言及されている予測と実際にもたらされる結果との間には、大幅な相違が生じる場合があります。そのような相違を生じさせる要因としては、IBXセンターの取得、運営および建設上の問題、Equinixの製品およびソリューションに関する開発、設置、および提供上の問題、既に買収しており、または今後買収する予定の企業との統合に関連して発生する想定外の費用または問題、新たに開設ないし取得したデータセンターにおけるお客様からの収益の大幅な欠如、適宜計画される資金調達の未完遂、既存の競合先ないし新規競合先との競争、キャッシュフロー余力の十分性あるいは未払負債ないし新規の負債を返済するための資金調達能力、主要お客様とのビジネスにおける損失あるいは減退、REIT(不動産投資信託)としての税制に関連するリスク、Equinix, Inc.が米国証券取引委員会に適宜提出する資料に記載されているその他のリスクが含まれますが、これらに限定されません。詳細については、Equinix, Inc.が米国証券取引委員会に提出した直近の四半期報告書および年次報告書をご参照ください(ご要望に応じ、Equinix, Inc.より入手可能です)。エクイニクスは、このニュースリリースに含まれる将来の見通しに関する情報を更新するいかなる義務も負いません。

本リリースに関するお問合せ


エクイニクス・ジャパン株式会社

コーポレート・コミュニケーション
清水 桃香
Email: Marketing-Jp@ap.equinix.com