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エクイニクス、ベアメタル as a Service「Equinix Metal」を大阪で提供開始

多様化したデジタルニーズに対応するため 東京に続き大阪のEquinix Metalを相互接続で強化

Feb 13, 2023

全面的に自動化された「as-a-service」のインフラストラクチャに対する需要は増大の一途をたどっています。グローバルなデジタルインフラストラクチャ企業(The World’s Digital Infrastructure Company™)であるEquinix, Inc.®(Nasdaq:EQIX)は、その重要をサポートするためにベアメタルas a Service「Equinix Metal®」(以下Equinix Metal)提供地域の拡大を進めており、香港、ソウル、シンガポール、シドニー、メルボルン、東京というアジアパシフィックの既存の利用可能拠点に加え、今回大阪で新たに分散型「Equinix Metal」の提供を開始します。

不確実性やサプライチェーンの破綻が多く、変動が大きいビジネス環境であるにもかかわらず、市場拡大志向は高いままとなっています。2022年テクノロジートレンドに関するグローバル調査によれば、日本企業の45%が今後12ヵ月以内の新市場進出を計画しています。市場シェアの獲得と新たな事業領域への参入を目指すグローバル企業は、自前のデジタルインフラストラクチャの構築を求めるものの、不確実な経済環境の下ではデジタルテクノロジー関連の支出の確約が難しい状況です。Equinix Metalを利用することで、企業や組織は過剰な人的資本や金銭的な資本支出のリスクなしにビジネス拡大を推進することができます。また、エクイニクスのデジタルインフラストラクチャに世界中でアクセスし、DevOpsツールを活用して自社のアプリケーションを展開、維持および規模拡大することにより、世界最大の相互接続されたテクノロジーエコシステムを通じてデジタル優位性を生み出すことができます。

ベアメタル as a Serviceは、事業拡大に加え、ビジネスレジリエンス強化においても威力を発揮します。Equinix Metalは、物理インフラストラクチャに見られるハードウェアならではの課題を取り除くことで、企業はIT環境の構築、設定、運用について悩まされることがなくなります。ソフトウェアレベルのスピードで実現できることで大きなメリットとなるほか、地理的冗長性の観点では、さまざまな拠点をまたいで一貫性のあるインフラストラクチャを提供できます。

エクイニクス・ジャパン株式会社 代表取締役社長 小川 久仁子 は次のように述べています。「Equinix Metalの大阪進出は、事業継続性を実現するとともにデータ主権に関する要件を遵守するために必要な、プライベートな低レイテンシのデジタルインフラストラクチャに対する企業ニーズの増大に対応するものです。オンデマンドで柔軟性のある相互接続性が東京と大阪という2ヵ所の大都市圏で利用可能であり、数分で専用のITインフラストラクチャにアクセスできるようになりました。必要な相互接続と基盤ネットワークサービスの自動化により企業のデジタルトランスフォーメーションをサポートできます。」

発表の主なポイント

  • 東京に続き、大阪が加わったことにより、米州地域(アトランタ、シカゴ、ダラス、ロサンゼルス、モントリオール、ニューヨーク、サンパウロ、シアトル、シリコンバレー、トロント、ワシントンD.C.)、欧州地域(アムステルダム、ヘルシンキ、フランクフルト、ロンドン、マドリード、パリ、ストックホルム)およびアジア太平洋地域(香港、ソウル、シンガポール、シドニー、メルボルン、東京)と合わせて世界25の大都市圏でEquinix Metalが利用可能になりました。
     
  • 近年、アジア太平洋地域で事業を展開するクラウドサービスプロバイダや大企業にとって、大阪はハイブリッドマルチクラウドアーキテクチャと強固な相互接続性で高い成長率を牽引してきました。エクイニクスが最近発表した市場調査報告書である『グローバルインターコネクションインデックス (GXI) 2023』によれば、大阪のインターコネクション帯域は、2020年から2024年の間に年平均成長率(CAGR)45%というペースで成長すると予測されています[1]
     
  •    Equinix Metalの大阪進出は、東京の既存のシステムとの組み合わせで、企業がソフトウェアレベルのスピードで専用インフラストラクチャにアクセスし、低レイテンシの相互接続を自動化するとともに、デジタル社会で事業を支える基盤となるネットワーク回復性を最適化することで、事業継続性を強化します。
     
  •    オンデマンドで相互接続されたEquinix Metalは、Platform Equinix®上で自動化されたベアメタルのインフラストラクチャとして展開できます。Equinix Fabric®へのネイティブアクセスと統合されているので、ユーザーは何千社ものITプロバイダやネットワークプロバイダと、クラウド環境への低レイテンシのプライベートおよびパブリック接続とともに、カスタマイズされた自社専用のハイブリッド マルチクラウド アーキテクチャを実現できます。プライベート接続と専用制御により、柔軟性のあるクラウドの自律性とパブリッククラウドサービスへの瞬時の相互接続を確立できます。また、Equinix Network Edgeを活用することで、Cisco、Juniper、Palo Alto、Fortninet、VMware、Aruba、CheckPoint、F5 NGINXなどの仮想アプライアンスを活用できるNFV(Network Function Virtualization、ネットワーク機能の仮想化)を適宜自社の環境に迅速に付加することも可能です。
     
  •    Equinix Metalは、最新のプロセッサと次世代チップを備えた新たなハードウェア構成を特徴とし、新たにアップグレードされています。AIアクセラレーターを内蔵した第3世代インテル®Xeon®スケーラブル・プロセッサー、第3世代AMD EPYC™、Ampere Altra、などがアップグレード内容に含まれています。これらソリューションは、一般的なワークロード向けに設定されていて分単位でオンデマンド利用が可能なEquinix Metalの次世代(第3世代)サーバー構成の一部です。Equinix Metalの高度な最適化は、企業が「as-a-Service」サービス群を構築および拡張し、自社のインフラストラクチャの刷新と、ハイブリッド マルチクラウド アーキテクチャやクラウド ネイティブ アプリケーションを実現する方法の選択肢を増やします。
     
  •    ベアメタル as a Serviceによって、企業はパートナーシップを締結する際の参入のハードルを下げ、エクイニクスのインフラストラクチャやエコシステム固有の柔軟性に基づく新たな可能性を生み出すことができます。Akash Network、Catchpoint、Cloud Native Computing Foundation(CNCF)、NS1、Pure Storage、Super League Gaming、Red Hat Quayをはじめ、多数の組織がベアメタル as a Serviceを利用しています。
     
  •    Equinix Metalでは、持続可能性とパフォーマンスベースの指標を指針として技術展開を決定し、電力利用量を効果的に削減しています。エクイニクスは、さらなるエネルギー消費量の削減と電力使用効率(PUE)の改善を図るため、Equinix Metalの液冷への移行を検討しています。 

関連資料

エクイニクスについて
Equinix(Nasdaq:EQIX)は、グローバルなデジタルインフラストラクチャ企業です。基盤となるインフラストラクチャ同士を結び付け、相互接続するための信頼できるプラットフォームを活用できるようにすることで、デジタルリーダーの成功を実現しています。エクイニクスは、お客様のサステナビリティの目標をサポートしながら、お客様が適切な場所、パートナー、可能性のすべてにアクセスできるよう支援しています。エクイニクスの利用により、お客様は俊敏に規模拡大を図り、デジタルサービスの立ち上げの速度を上げ、世界最高レベルのエクスペリエンスを提供して価値を何倍にも高めることができます。

Forward-Looking Statements
This press release contains forward-looking statements that involve risks and uncertainties. Actual results may differ materially from expectations discussed in such forward-looking statements. Factors that might cause such differences include, but are not limited to, risks to our business and operating results related to the COVID-19 pandemic; the current inflationary environment; foreign currency exchange rate fluctuations; increased costs to procure power and the general volatility in the global energy market; the challenges of acquiring, operating and constructing IBX® and xScale® data centers and developing, deploying and delivering Equinix products and solutions; unanticipated costs or difficulties relating to the integration of companies we have acquired or will acquire into Equinix; a failure to receive significant revenues from customers in recently built out or acquired data centers; failure to complete any financing arrangements contemplated from time to time; competition from existing and new competitors; the ability to generate sufficient cash flow or otherwise obtain funds to repay new or outstanding indebtedness; the loss or decline in business from our key customers; risks related to our taxation as a REIT and other risks described from time to time in Equinix filings with the Securities and Exchange Commission. In particular, see recent and upcoming Equinix quarterly and annual reports filed with the Securities and Exchange Commission, copies of which are available upon request from Equinix. Equinix does not assume any obligation to update the forward-looking information contained in this press release.

 

本リリースに関するお問い合せ
Annie Ho
エクイニクス
Tel: 電話:+852-2970-7761
Email: annho@ap.equinix.com