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RTI、豪シドニーと日本をつなぐ新太平洋横断海底ケーブルシステム接続にエクイニクスを採用

TY2に新規ケーブル接続オプション追加、通信ネットワークを強化

Jan 24, 2020

インターコネクション(相互接続)およびデータセンターサービスをグローバルに展開するエクイニクス(Nasdaq:EQIX、日本法人代表取締役キャスリン・アーネル、以下 エクイニクス)は本日、独立系海底ケーブル所有者であるRTI Connectivity Pte. Ltd.(以下 RTI)が、東京とシドニー間接続にエクイニクスを採用したことを発表しました。

RTIの太平洋横断海底ケーブルシステムは、アジア太平洋地域とオーストラリアの間をグアム経由で相互接続する最新のセキュアな長距離ルートです。本ケーブルシステムは、ユニークな設計によって大陸間の遅延を低減すると同時にプロビジョニング時間を大幅に短縮します。

現在アジア太平洋地域とオーストラリア間のデータ通信量は、ハイパースケールクラウドプロバイダーや企業による利用増に伴い増加の一途をたどっています。このビジネスニーズに対応するため、高品質で費用対効果の高い代替ルートを求めています。

RTIは、エクイニクスがケーブルランディングステーションの運用と管理に関する経験と専門知識を有し、多数のネットワーク、クラウド、金融、ITサービスプロバイダーが形成するエコシステムへのアクセスを提供していることから、エクイニクスのIBXデータセンターを選択しました。エクイニクスは、海底ケーブル事業者向けにキャリア中立で至便なランディングポイントを提供し、運用のためのコストと時間を削減することで、合理的なオペレーションを可能にします。

発表の主なポイント

  • 実績あるケーブル所有者であるRTIとその関連企業は、グアムにランディングする何本かの大容量ファイバーケーブルの工事をまもなく完了する予定です。うち次の2つのケーブルルートがエクイニクスIBXデータセンターにおいてターミネートします。
    • 日本 ― グアム ― オーストラリア南ケーブルシステム(JGA South):シドニーとグアムを結びます。シドニーにあるエクイニクスのSY4 IBXデータセンターでターミネートし、オーストラリアのサンシャインコーストに分岐します。
    • 日本 ― グアム ― オーストラリア北ケーブルシステム(JGA North):東京とグアムを結びます。東京にあるエクイニクスのTY2 IBXデータセンターでターミネートします。
  • RTIの太平洋横断ケーブルシステムは、アジア太平洋地域とオーストラリアの通信ネットワークをさらに強化し、拡張します。これにより、ネットワークの冗長性が強化され、通信の信頼性が向上し、接続性オプションが拡大します。エクイニクスが提供するオーストラリアと日本におけるJGA SouthおよびJGA Northへの直接接続により、お客様はオーストラリアとアジア太平洋地域への接続性を確保し、ビジネスを拡大することができます。
  • エクイニクスは、キャリアニュートラルなプラットフォームとインターコネクションの実績あるグローバルプロバイダーです。すなわち、エクイニクスのエコシステムハブは、海底ケーブルプロジェクトにとって戦略的に重要かつ理想的なランディングの場所となります。エクイニクスのグローバルインターコネクションプラットフォームであるPlatform Equinix®には、2,900社以上のクラウドおよびITサービスプロバイダーが接続しています。200以上のデータセンターを運営し、10,000社近くのお客様にインターコネクションを提供しているエクイニクスは、業界をリードする信頼性、セキュリティ、パフォーマンス、デジタルエコシステムの豊富な選択肢を提供しています。現在、エクイニクスのIBXデータセンターは、世界の36メトロで海底ケーブルに接続しています。

 

コメント

  • RTI 最高経営責任者 ラス・マトリッチ(Russ Matulich)氏

「36 TbpsというJGA Southの初期容量は、シドニーと東京にあるエクイニクスのキャンパスをシームレスに相互接続する、圧倒的な拡張性をお客様に提供します。コンテンツユーザーは、コンテンツの大小に関係なく、キャンパス全体で当社に迅速に接続できるようになります。シドニー東京間の最高速経路を使ってコンテンツを簡単に送信できるとともに、配信についても安全かつセキュアにご利用いただけます」

  • TeleGeography リサーチ担当バイスプレジデント ティム・ストロンジ(Tim Stronge)氏

「次世代設計のケーブルランディングステーションは、経済性とテクノロジーのメリットを活用できるように進化しています。エクイニクスは、JGA SouthおよびJGA North海底ケーブルシステム向けのケーブルランディングステーションをIBXデータセンターで直接管理していきます。この新しいポップtoポップの概念は、ケーブルシステム事業者のコスト削減およびパフォーマンス向上の可能性を保持しています」

  • エクイニクス アジア太平洋地域プレジデント ジェレミー・ドイチュ(Jeremy Deutsch

「この度、エクイニクスにおいて提供されている海底ケーブルシステムにRTI太平洋横断ケーブルシステムが追加されることは、さらなる接続性オプションをお客様が獲得されたことを意味します。エクイニクスがオーストラリアとアジアにおけるさらなるビジネス機会の提供に貢献できることをとても喜ばしく思います。エクイニクスは、今後もこの地域の企業とサービスプロバイダーにさらなるインターコネクションオプションを提供し、デジタルエコノミーの成長をけん引してまいります」

 

関連資料

 

エクイニクスについて

Equinix, Inc.(Nasdaq:EQIX) は世界で最も相互接続性の高いデータセンターであり、世界中の主要な企業や組織とそのお客様、従業員、パートナーとの接続を提供しています。世界5大陸で50を超える都市をつなぐデジタルビジネスのためのグローバルプラットフォームとして、企業や組織があらゆる場所で、あらゆる人やモノとつながり、デジタル化された未来を実現していくことを支援しています。Equinix.co.jp

 

RTIについて

RTI Connectivity Pte. Ltd.(RTI)は、先進的な独立系海底ケーブル所有者であり、クラウド企業、ネットワーク事業者、地域通信事業者、グローバルエンタープライズ、コンテンツプロバイダー、高等教育機関などの多様な業界に大規模ネットワークソリューションを提供しています。RTIはシンガポールに本社を置いています。詳しくは、www.rticable.comをご覧ください。

 

将来の見通しに関する記述について

本ニュースリリースには、リスクおよび不確実性を伴う将来の見通しに関する記述が含まれております。こうした将来の見通しに関する記述において言及されている予測と実際にもたらされる結果との間には、大幅な相違が生じる場合があります。そのような相違を生じさせる要因としては、IBXセンターの取得、運営および建設上の問題、Equinixの製品およびソリューションに関する開発、設置、および提供上の問題、既に買収しており、または今後買収する予定の企業との統合に関連して発生する想定外の費用または問題、新たに開設ないし取得したデータセンターにおけるお客様からの収益の大幅な欠如、適宜計画される資金調達の未完遂、既存の競合先ないし新規競合先との競争、キャッシュフロー余力の十分性あるいは未払負債ないし新規の負債を返済するための資金調達能力、主要お客様とのビジネスにおける損失あるいは減退、REIT(不動産投資信託)としての税制に関連するリスク、Equinix, Inc.が米国証券取引委員会に適宜提出する資料に記載されているその他のリスクが含まれますが、これらに限定されません。詳細については、Equinix, Inc.が米国証券取引委員会に提出した直近の四半期報告書および年次報告書をご参照ください(ご要望に応じ、Equinix, Inc.より入手可能です)。エクイニクスは、このニュースリリースに含まれる将来の見通しに関する情報を更新するいかなる義務も負いません。

 

本リリースに関するお問合せ


エクイニクス・ジャパン株式会社

コーポレート・コミュニケーション
清水 桃香
Email: Marketing-Jp@ap.equinix.com